家主さんが残した神棚のお世話をしていておもうこと。
こんにちは、移住嫁子です。
我が家は空き家バンク経由で買ったお家に住んでいます。
前の家主さんは天寿を全うされて亡くなったのですが、代わりにお子さんが家の売買等の手配をされていました。
このお家を購入した際、家の中の荷物をそのまま置いていく代わりに少し割引して頂いたんですね。
この家に引越してから私たちが片付けをしたのですが、処分し辛いものもたくさんありました。
例えばお札・お守。
家のあちこちに「こんないる?」ってくらいあって。さらに神棚もそのまま残していかれまして。
捨てづらっ('Д')
最高に捨てづらっ('Д')
ちょっと…これは自分ちに持っていくなり神社でお焚き上げしててほしかったわ…と思いつつ、処分するかこのまま置いてお世話するか迷ったんですね。
あーーーー神棚かーーーうち無宗教だしなーぶっちゃけめんどくさいなー何か毎日水変えたりしないといけないんでしょ?うわぁ…家事が増えるやんけ…でもバチとか当ったらいやだわーとか主に損得勘定で色々考えました。
でも神棚を見ていて、「前の家主さんは生前、一生懸命神棚のお世話をしていたのかもしれないな」とふと思ったんです。
家主さんは旦那様に先立たれ、またお子さんは離れたところに暮らしていたので一人暮らしをされていたようです。
神棚に向かって、お子さんの健康と無事と繁栄を祈ることもあったかもしれないなぁと。
私の勝手な想像ですが。
家の中の物たちを見ていると信仰が厚い方なのかな?と思うことがあったんですよね。
この神棚は長い間この家を見守ってきてくれたんだし、家主さんから引き継ごうと思い私は神棚のお世話をすることに決めました。
まずは神棚のお掃除。
神棚の裏側に謎の虫が巣を作ったままくっついて死んでて(←虫がめちゃくちゃ嫌い)
クッソー虫に巣なんて作らせるなよ触っちまったよギィイイャアアァァァア嗚呼ァアァアァアアアいやでも命は平等だよね大切にしなきゃね!?
みたいな謎のテンションで神様に悪態をつき泣きそうになりながら掃除しました。
それからやり方もよく分からないままとりあえず神棚のお世話スタート。
神棚に線香立てと湯呑が置いてあったので、毎朝水替えて線香炊けばいいのかな?と思いとりあえず線香を買ってきて毎日焚いてみました。
そのことを隣のおばさまに話すと
え?神棚に線香は焚かないよ?
〇〇(家主さんのお子さん)がテキトーに置いただけじゃない?
あの子こういうこと全然分かってないから。
ちょっと!!
私の朝の時間返してっっっ!!!!!!!
線香立てにサヨナラし、おばさまに教えてもらったホームセンターで神棚お供え容器セット?を購入。
お米・お水・榊のお水は毎日、週に1回は榊を新しいものにして、毎月1・15日はお酒を替えるいうルーティンで回していくことにしました。
最初は割と毎日がんばっていたのですが、だんだんと忘れたりめんどくさくなったりする日も出てきました。
そんな時は
神様、今日は日曜日だし神様もお仕事お休みしちゃいましょうよ☆
とか言い訳したり、お酒を替える日は
神様、今日は大吟醸でっせ☆
夫の酒だけどゲヘへ
とか心の中で話しかけたりしていました。
馴れ馴れしい
そんな日々を過ごしていたのですが、ふと神様とこの家を守るタッグを組んでいるような気持になることがありました。
掃除洗濯ご飯作り等々、私が家の中の管理を担当しているのですが同じ空間で神様も私も一緒になって日々この家を守っているんだなぁと。
私は信仰心があまりないので「敬う」という感覚とは少し違うと思いますが、日常に神様を感じる生活っておもしろいな~と思いながら神棚とともに毎日を過ごしています。
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